こんにちは、emikiです。
30代独身で一人暮らしをする場合、どれくらいの家賃の物件に住んだら良いのか悩んでいる方はいませんか?
結論から先に言うと、家賃額は自分の収入(月収)によって変動します。
一般的には月収から1/3程度の家賃の物件に住むことが理想とされていますが、私は月収から1/4の家賃の物件に住むことを推奨しています。
その理由は簡単で、家賃という絶対的に必要な固定費の金額を抑えることにより、浮いたお金を他に回せるからです。
あと、私の経験上、月収から1/3の物件に住むと、金銭的にゆとりを持った生活が送れないからです。
そこで当記事では、年収(月収)別に、推奨する家賃額をまとめてみました。
30代一人暮らし女性の妥当な家賃額を知りたい方は、参考にしていただけたらと思います。
内容がサクッと分かる目次
30代女性の平均年収は?
一人暮らし物件の家賃を決める場合、自分の年収が基準になります。
なので、まずはじめに30代女性の平均年収を「厚生労働省/平成30年賃金構造基本統計調査」から算出してみました。
結果は以下の通りになります。
30〜34歳・・・2,920,800円(243,400円/月)
35〜39歳・・・3,043,200円(253,600円/月)
30代女性の平均年収は、300万円前後という結果でした。
月収に置き換えると、25万円前後。
ここから税金を差し引くと、毎月の手取り額は20万円前後となります。
手取り20万円前後の場合の妥当な家賃額は、以下の通りとなります。
20万円の1/4の金額は、50,000円
続いて、収入別に妥当な家賃相場を見ていきましょう。
【手取り月収別】30代女性が一人暮らしをする場合に妥当な家賃相場
30代女性が一人暮らしをする場合に、妥当な家賃相場を月収から算出すると、以下の通りです。
月収 | 手取り額 | 手取りから1/3の家賃 | 手取りから1/4の家賃 |
35万円 | 27.4万円 | 91,300円 | 68,500円 |
34万円 | 26.8万円 | 89,300円 | 67,000円 |
33万円 | 25.9万円 | 86,300円 | 64,750円 |
32万円 | 25.3万円 | 84,300円 | 63,250円 |
31万円 | 24.4万円 | 61,000円 | 61,000円 |
30万円 | 23.8万円 | 79,300円 | 59,500円 |
29万円 | 22.8万円 | 76,000円 | 57,000円 |
28万円 | 22.2万円 | 74,000円 | 55,500円 |
27万円 | 21.3万円 | 71,000円 | 53,250円 |
26万円 | 20.7万円 | 69,000円 | 51,750円 |
25万円 | 19.7万円 | 65,600円 | 49,250円 |
24万円 | 19.1万円 | 63,600円 | 47,740円 |
23万円 | 18.2万円 | 60,600円 | 45,500円 |
22万円 | 17.6万円 | 58,600円 | 44,000円 |
21万円 | 16.7万円 | 55,600円 | 41,750円 |
20万円 | 16.0万円 | 53,300円 | 40,000円 |
19万円 | 15.3万円 | 51,000円 | 38,250円 |
18万円 | 14.5万円 | 48,300円 | 36,250円 |
17万円 | 13.7万円 | 45,600円 | 34,250円 |
16万円 | 12.9万円 | 43,000円 | 32,250円 |
15万円 | 12.2万円 | 40,600円 | 30,500円 |
※手取り額は「東京」で算出しています。手取り額は条件や住んでいる地域によって異なります。
当たり前の話かもしれませんが、手取り月収が低くなるほど「月収から1/4の家賃」の物件に住むことが難しくなってきます。
東京都内の場合だと、家賃4万円代以下の物件を見つけるのは相当難しいです。
地方の場合は、家賃4万円以下の良物件はたくさんありますが、反対に平均年収も下がってしまうため、そこまで高額な家賃の物件に住むことができません。
世の中うまいことできていますね・・・。
スポンサーリンク
30代独身女性が一人暮らしをする場合、出来るだけ家賃を抑える3つの方法
月収と妥当な家賃との関係を表にして改めて思ったのですが、手取り月収が少なければ少ないほど、「月収から1/4の家賃の物件に住む」ということは、難しくなってしまいますね。
それでも、「少しでも家賃を抑えて他の物件に住みたい!」という人は、ある方法をとれば家賃含めトータル的な生活費を抑えることができます。
その方法を、あわせて紹介していきます。
①家賃相場の低いエリアに住む
東京で一人暮らしをする場合、「都心」は家賃相場も高いです。
一人暮らし用の1Rや1K物件でも8万円以上する物件もザラにあります。
なので、東京23区外、神奈川県、千葉県、埼玉県など都心からエリアをズラした場所で物件を探すと、値段の割には良い物件を容易に見つけることができます。
勤めている会社との兼ね合いもあるとは思いますが、出来るだけ家賃相場の安いエリアで物件を探してみると良いでしょう。

②生活費の節約をする
家賃以外の出費を節約するのも、ひとつの方法です。
食費、光熱費、交際費、通信量など、やり方次第で十分に節約可能です。
- ご飯は外食よりも自炊にする
- 会社へはお弁当持参
- 電気・水道・ガスを無駄に使わない
- 格安スマホを使う
- 乗り気ではない飲み会は断る
- 家計簿をつけて、出費の無駄を管理
などの方法を実践すれば、毎月数万円程度ならお金を浮かせることもできます。
一人暮らしの「生活費」節約方法に関しては、こちらの記事でも詳しく書いているので、参考にしてください。

③収入を上げる努力をする
決まった収入の範囲内での節約は、どうしても限界があります。
なので、収入そのものを挙げてしまうのも、ひとつの方法です。
年収を上げるための方法として、「転職」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、転職活動は気力や体力も使ってしまうことも確か。
なので、今の生活スタイルを変えないように収入を上げる方法として、「副業」に挑戦してみることもおすすめです。
副業をすることで「会社バレ」等が気になる人もいるかもしれませんが、所得が20万円以内の場合は、確定申告をする必要もないので(※給与所得は除く。)、会社にバレることはありません。
所得20万円以内ということは、毎月16,000円程の副収入が入ってくるという計算です。
16,000円をそのまま家賃にプラスしたら、グレードを上げた物件探しができるし、副業で稼いだお金をそのまま自分の好きなことにも使えます。
サラリーマンをやっていると、昇給16,000円はなかなか難しいのですが、副業を始めてしまえば、別口から収入を増やすことができるので、本当におすすめです。
または、手っ取り早く年収をアップさせるための転職を検討してみても良いかもしれませんね。

スポンサーリンク
他の人はどう?30代で一人暮らしをしている女性に「家賃はいくらか」アンケートを実施
自分が住める妥当な家賃は、自分の年収の割合から算出するのですが、他の30代一人暮らし女性はどのくらいの家賃の物件に住んでいるのでしょうか。
30代で一人暮らしをしている独身女性に、今住んでいる物件の家賃はいくらかを独自にアンケートをとってみたので、その結果を紹介します。
30代で一人暮らしをしている独身女性の家賃平均・・・56,354円
家賃平均は56,354円。
東京都心部だと、56,000円程度の家賃で住める物件を探すのは中々難しいかな・・・。
東京に限ると、家賃平均ももう少し上昇するかと思います。
地域差があることなので仕方のないことなんですが、冷静に考えて東京って家賃高すぎますよね〜・・・(涙)
ちなみに、アンケート結果の最高家賃額は10万5,000円、最低家賃額は15,000円でした。
10万5,000円も家賃にあてることができる暮らしなんて羨ましいし、逆に15,000円程度で住めちゃう物件なんてめちゃくちゃコスパが良くて羨ましいです。
他の30代一人暮らし女性の家賃平均も、あわせて参考にしてみてください。

スポンサーリンク
30代独身女性の一人暮らしの家賃は、どれくらいが妥当かまとめ
30代独身女性の一人暮らしの家賃は、手取り月収から1/4〜1/3が妥当です。
30代女性の平均年収は、全国平均300万円前後(月収25万円前後)。
手取り額は、月20万円ほど。
20万円の1/4の金額は、50,000円
理想は、手取り月収から1/4程度の家賃の物件に住むことなんですが、その場合質の低い格安物件に住むことになる、もしくは住める物件が存在しないといった事態にもなってしまうので、手取り月収から1/3程度の家賃の物件も検討してみてください。
また、30代一人暮らし女性の平均家賃は、56,354円でした。
当記事を、30代一人暮らし女性の家賃設定の参考にしていただけると幸いです。


その他にも、一人暮らしの節約関連の記事を書いています。
▽興味のある方はこちらから▽