こんにちは、emikiです。
一人暮らしは何かとお金がかかるもので、収入が安定した職業ではないと、一人暮らしができないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、金銭的にゆとりがある方が、快適な一人暮らし生活を送れることも確かなんですが、もちろんフリーターでも一人暮らしはできますよ??
やりくり次第で貯金も可能です。
私も、18歳で上京後の13年間、東京(ときに神奈川)で一人暮らしをしていましたが、正社員だった時期も、フリーターだった時期もあります。
それでも何とかやってこれました。
そこで今回は、フリーターでも一人暮らしが可能なのか、貯金はできるのか、生活費はどれくらいかかるのかを、私の実体験をもとにご紹介します。
フリーターで一人暮らしを考えている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
内容がサクッと分かる目次
「正社員=安泰」と思っていたら、まさかの突然の解雇!(失業保険ももらえなかったオマケ付き)
私が新卒で入社した会社は、設立されたばかりの小さなメーカーでした。
今思い返せば、ブラックな部分もあった会社だったのですが、何と言っても衝撃だったのが、ある日突然の解雇宣言。
「明日から給料を払える保証がないから、会社を辞めて欲しい」と・・・
たった1日にして、正社員から無職に転落してしまった私。
さらには、会社側が雇用保険未払いだったため、頼りの失業保険ももらえなかったというオマケも付いてきました。
詳しくはこちらの記事で書いているので、もっと突っ込んで知りたい方はこちらから
>>ある日突然会社から解雇された・・・失業保険ももらえなかった話
突然の解雇。
突然の無職。
安月給だったので貯金も無かった当時の私は、なりふり構わずとりあえずの仕事を探しました。
その後、内定をいただいた会社は「アルバイト」だったのですが、居心地がよく結局1年半くらい働きました。
解雇された会社は、どれだけ残業しても休日出勤をしても給料は一律18万円だったのですが(総支給で)、新たに始めたアルバイトは時給も良かったし、フルで働けば日給1万円以上稼げました。
下手にブラックなベンチャー企業の正社員で消耗するよりも、福利厚生がしっかりしているバイトの方が稼げるなぁ〜と、率直に感じました。
新たなアルバイト先での毎月の給料は平均23万円くらい。
正社員当時よりも5万円も収入がアップした計算になります。
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東京に一人暮らしの月収23万円フリーターの実態
さて、新たなアルバイト先は、時給も良かったので平均して月収23万円くらい稼げました。
1日8〜10時間労働で、週5日(たまに週6)働きました。
働き方は、ほぼ正社員と同じような感じですよね。
生活費は?
月収23万円当時の毎月のおおよその生活費は以下の通りです。
- 家賃・・・7.4万円
- 光熱水道費・・・5,000円
- 通信費・・・1万円
- 食費・・・3万円
- 交際費・・・4万円
- 生活日用品代・・・3,000円
- 保険・税金・・・3〜4万円
合計192,000円
当時は趣味のスノーボードにがっつりハマっていたので、23万円から192,000円を差し引いた余りのお金は、交際費にプラスする形でスノーボードのギア代や旅費に回していました。
フリーターのありがたい点は、稼ぎたければシフトに入れば良いだけだったので、お金が欲しいピーク時は週6で働いていました(笑)。
貯金はできた?
月収23万円で、余ったお金をスノーボードに投資していた当時の私ですが、少なからず貯金もできました。
貯金額に関しては、ごめんなさいまったく覚えていません・・・
諸事情により(後述しますが)引っ越しをしたので、引っ越し資金の20〜30万円くらいは、1年間で貯めたと思います。
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東京に一人暮らしの月収17万円フリーターの実態
月収23万円のアルバイト先も、経営不振に陥り(苦笑)、新たに職を探すこととなりました。
幸いにも今回は、突然の解雇という処置はなく、無事に転職先を見つけることができました。
新しい転職先もアルバイト。
こちらも何やかんや居心地が良くて1年半くらい働いていました。
時給1,000円。
1日8時間、週5勤務。
月収16〜17万円と、一気に収入も落ちました。
だから家賃を下げるために引っ越しをしたんですよね。
生活費は?
- 家賃・・・5.8万円
- 光熱水道費・・・4,000円
- 通信費・・・1万円
- 食費・・・2万円
- 交際費・・・3万円
- 生活日用品代・・・3,000円
- 保険・税金・・・2万円
合計145,000円
合計の生活費は、月収から2万円くらい余裕がありますが、飲みに行ったり、欲しいものを買ったりすると、2万円なんてすぐに消えてしまいますよね・・・。
だから貯金もできませんでした。
当時の私は金銭的にはかなりカツカツな生活を送っていました(苦笑)。
でも、スケボーと出会うことで、かなり充実したプライベートが送れていたので貧乏でもすごく楽しかったことを覚えています・・・
貯金はできた?
月収17万円くらいになると、残念ながら貯金ができませんでした。
節約が好きで、お金がかからない趣味をしている人だったら、毎月2・3万円ずつ確実に貯金ができたでしょう。
しかし当時の私は、飲みに行ったり、遊びに行ったりすることが好きだったので、貯蓄よりもとりあえず交際費にお金を使っていました。
今思い返しても、当時はすごく楽しかったので、貯金ができなかったこと自体はまったく後悔していないのですが、純粋に金銭的な面でみると、貧乏だったなぁ〜と思います。
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結論!フリーターでも一人暮らしは可能!
フリーターでも一人暮らしは可能です。
私の場合、交際費や娯楽にお金を使っていたので、きちんと貯金ができていませんが(苦笑)、ストイックに取り組めば、毎月決まった額の貯金も可能でしょう。
私の友達の女の子には、手取り12万円でも一人暮らしをしていた子もいます。
貧乏生活になってしまうとは思いますが、やってできなくはありません。
「そんな苦労をしてまで一人暮らしをする必要ある?」と、思うかもしれませんが、私のような上京組は、そうでもしないと頼る人もいませんしね。
一人暮らし生活を通して得た経験もたくさんあるし、一人暮らしならではのメリットもたくさんあるので、私は心から「一人暮らしをして良かった」と思っています。

「一人暮らしって貯金ができないんじゃない?」という金銭的な不安もあるとは思いますが、心配なら正社員に転職することが手っ取り早いでしょう。
老後の年金などを考えたら、手堅く正社員で勤め上げることもひとつの手ですよね。
そこで、月収17万円(年収200万円程度)のフリーターだった私は、最終的に年収550万円の正社員に転職することに成功しました。
私が転職により年収200万円→550万円のデザイナーになった経緯を暴露!
一番最初に入社した会社は「正社員」とは名ばかりで、ブラックな待遇だったのですが、再就職した会社は、福利厚生がしっかりとした企業でした。
残業代全額支給、年2回のボーナス支給という待遇もマジで熱かった!!
正社員経験しかいたことがない人にとったら当たり前の話かもしれませんが、ブラック正社員とアルバイトしか経験してこなかった私なので、お金に余裕を持って働ける正社員は、同じ「働く」でもこんなにも恵まれているのか、と心底思いました。
今まで5,000円のTシャツ1枚買うのに躊躇してたけど、すんなり買えるようになります
ネイルにマツエクにエステに・・・美容にもお金をかけれるようになります
飲み代の割り勘が一人5,000円いってもビビりません
給料日前で全財産3,000円。万が一何かあったらどうしようという不安もありません
お金がすべてではないのですが、やっぱりお金はあって困るものでもないんですよね。
最後に
フリーターでも一人暮らしは全然可能です。
私の周りでも、フリーターだけど普通に一人暮らしを満喫している人たくさんいますからね。
収入がアップすれば単純にゆとりのある一人暮らし生活が送れるようになるし、一人暮らし生活が今より何倍も快適になるかもしれません。
是非当記事を参考にしていただけると幸いです。
