こんにちは、emikiです。
一人暮らしを行なっていると、日々の生活費への出費が大きいので、
- 貯金がしにくい
- お金がなかなか貯まらない
という事態に陥ってしまいます。
私の13年間の一人暮らし経験の中で、貧困時代はもちろんあります。
貧困時代があったものの、それなりに楽しくやってこれたし、ある方法を取ることにより、私は貧困を脱出することができました。
今回は、そんな私の体験談を紹介したいと思います。
内容がサクッと分かる目次
一人暮らしでお金がなくて不安!お金が貯まらない原因とは?
一人暮らしでお金が貯まらない原因は、単純明快。
生活費にお金を使ってしまうからです。
私の貧困時代の、東京での一人暮らし生活費内訳は以下の通りです。
- 家賃・・・5.8万円
- 光熱水道費・・・4,000円
- 通信費・・・1万円
- 食費・・・2万円
- 交際費・・・3万円
- 生活日用品代・・・3,000円
- 保険・税金・・・2万円
合計145,000円
月収は17万円程度だったので、残りのお金をお小遣いとしていたため、貯金なんてほとんどできませんでした。
当時の自分を振り返って気になるのは、交際費が高くついているという点です。
私は多趣味な方なので、生活費以外のお金は交際費や趣味のお金に使っていました。
今思えば、その辺を削れば少しは貯金ができたのでしょうが、当時の私は貯金よりも娯楽を選んでいました。
家賃、光熱水道費、食費を抑えることができる実家暮らしだと、残金をそのままの貯金に回せますが、一人暮らしはそうもいかないので、「生活費がかかってしまう」ことが、お金が貯まらない原因なのは明白な事実です。

一人暮らしはお金がなくて貧困に陥ってしまうけど、それなりにやってこれた理由
貧困時代の私は、「お金がない漠然とした不安」を常に抱えていましたが、しかしそれ以上に東京での一人暮らし生活を楽しんでいたので、お金がないからという理由で一人暮らしを辞めようなんて考えたことがありませんでした。
その理由は、以下の通りです。
理由①すぐ帰れる距離に実家がなかった
もし自分の実家が東京にあるのなら、一人暮らしを辞めて一時的に実家に帰るという方法を取ることができたとは思いますが、私の実家は東京から遥か遠くのド田舎なので、実家に居座るという選択肢は根本的に考えられませんでした。
私にとって「実家に帰る」という選択肢は、生活環境・自分を取り巻く人間関係をガラッと変えることを意味します。
当時の私は、それがどうしても嫌で、実家に帰るという選択肢をそもそも頭に入れていなかったので、貧困ながらも一人暮らし生活を送っていました。
理由②お金に対する不安は結局なくならないことに気づき、「今」を楽しく生きることに目を向けた
ある日、お金に関する本を読んだのですが「どんなにお金があっても、お金に対する不安はなくならない」という言葉が目に止まりました。(すみません、書籍名は忘れました。)
確かに、どんなに思い悩んだところで、1億円が降ってくるわけではないし、急に月収100万円になることもありません。
悩んだところで現実は変わらないということに気づいたのです。
だから当時の私は、「貯金できなくてもいいや、お金がなくてもいいや、今を楽しく生きよう!」と、考えるようになりました。
お金はないけど、体力も有り余っていて、独身という特権を活かせるのは20代のうちしかできないことなのではないかと思い、中途半端に貯金するよりは、交際費や趣味のことにお金をかけました。
もちろん借金をしない程度に、自分できちんと支払いができる範囲でお金を使っていましたよ(笑)。
あまりにも楽観的にお金を使ってしまう人には、オススメできる考え方ではないのですが、変にお金がない不安に囚われるよりは、少しだけ肩の力を抜いてお金の不安の向き合うことも大切です。
理由③若かったから
一人暮らしでお金がなくても平気だった最大の理由は「若かったから」です。
若いと怖いもの知らずになるというか、良くも悪くもあまり物事を深く考えずに行動を起こすことができます。
30代の今は、恐ろしくてその日暮らしのような生活は送れません(笑)。
しかし、今思えば、若い頃の経験が人生の肥やしになるため、決して無駄な経験ではなかったなと感じます。
理由④最悪の場合、頼れる人がいたから
私の実家は東京から遠かったのですが、「最悪何かあった時は実家がある」「最悪、実家に帰ればいい」と思えた点も、貧困一人暮らしでやってこれた大きな要因です。
もちろん学生を卒業してからは、貧困でも生活費などの一切の援助を親から受けていませんでしたが、やはり親が健在であることは大きな心の支えとなったことは確かです。
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節約よりも効果絶大!お金がない一人暮らしを脱出するためのたった1つの方法とは?
東京の一人暮らしで貧困女子に陥ってしまった私ですが、それなりにやってこれました。
しかし、正社員・高収入の友達や、実家暮らしの友達を見て、
「いつもオシャレな服を着れていいな」
「いろんな所に旅行に行けていいな」
「いつもランチを外食できていいな」
と、心の底では金銭的に余裕のある人の暮らしを、とてもうらやましく感じていたことも事実です。
私もそんな生活が送れるようになれたらいいな・・・と、感じていました。
少しでもリッチな生活が送れるようにと、もちろん色々な節約方法を試してきました。
私の13年間の一人暮らしで培った節約術は、当ブログでたくさん紹介しているので、気になる方はチェックしてください!
一人暮らし:節約カテゴリーへ
しかし、ある日気づいたのです。
節約をする努力よりも、収入を上げる努力をした方が良くない?
と・・・。
そもそも自分は低所得で、収入が低いのだから、節約にも限界があります。
しかし、収入を上げさえすれば節約よりも効果的にお金を増やすことができるのです。
もちろん節約も大事だけど、「収入を上げよう!」という考え方にシフトチェンジすることにしました。
収入を上げるために行なった私の行動は、「転職」です。
結果的には、フリーターから正社員への転職に見事成功しました。
(▽経緯や詳細は以下の記事へ▽)
私が転職により年収200万円→550万円のデザイナーになった経緯を暴露!
正社員への転職に成功して、1年目で年収を100万円ほど上げることができ、今までのようにストレスを感じながら極貧節約生活を送らなくても良い生活を送れるようになりました。
最終的には年収550万円になり、貧困時代の年収から2倍以上も稼げるようになりました。
年収が上がることにより、好きな物を好きな時に買えたり、たくさん旅行に行けたり、美味しいご飯が食べれたり、今まで我慢していたことが実現できるようになりました。
ある程度金銭的に余裕を持つことで、あれだけ思い悩んでいたお金に対する不安も薄れていきました。
「お金がないよりも、あった方が良い」シンプルだけど、改めて身を以て感じた事実。
向き不向きもあるとは思いますが、日々の節約に努めるよりも、転職によってそもそもの収入を上げた方が手っ取り早い方法だと、私は心底感じました。
▽働きながらの副業もオススメです▽

お金がなかった貧困体験も無駄にはならない!
いかがだったでしょうか。
今回は、私の貧困生活体験談とその脱出方法を紹介しました。
最後にもう一度まとめます。
節約も大事だが、限られた金額からの節約には限界があるので、収入を上げる努力をした方が効率が良い。
収入を上げる努力とは、年収アップできる正社員へ転職する、副業を始めるなど。
そして、収入が上がったからといって「無駄遣い」を行なってはいけません。
私自身も、お金がなかった貧困時代の節約術を取り入れながら、生活水準を上げることなく一人暮らし生活を送り続けたので、その分を貯蓄に回すことができました。
貧困経験があったからこそ活かせている部分も大きいので、その経験も決して無駄ではなかったな〜と心底感じます。
当記事を少しでも参考にしていただけると幸いです。
