こんにちは、emikiです。
私は13年にも及ぶ長年の一人暮らし生活を行ってきました。
その後、同棲をしているのですが、先日まで数ヶ月ほど実家に帰省していました。
短期間ですが約13年ぶりに実家で生活してみて感じたこと・・・
それは、
「家事が楽になる・お金を使わなくなる。
でも、とっても窮屈!!」
といった感じでした。
そこで今回は、一人暮らしを経験したかからこそ分かる、実家暮らしのメリット・デメリットについてまとめたいと思います。
内容がサクッと分かる目次
一人暮らしをして改めて感じた実家暮らしのメリット
一人暮らしを経験したからそこ感じた実家暮らしのメリットは、以下の通りです。
- お金を使わなくなるので、節約になる
- 家事をする機会が減って楽
- 家には誰かしらがいるので、寂しくならない
- 急な病気など、万が一の時にはすぐに頼れる人がいる
お金を使わなくなるので、節約になる
実家暮らし最大のメリットといえば、コレでしょう。
実家にいると家賃・食費がかからないため、一人暮らしに比べたらかなりの金銭的節約になります。
毎月生活費を実家に入れている人もいるとは思いますが、10万円以上実家に入れる人でない限り、一人暮らしに比べたら金銭的負担は軽いでしょう。
「お金を貯めるため」
「節約のため」
「会社が低賃金で、とてもじゃないけど一人暮らしができない」
「一人暮らしで家賃・生活費をかけるくらいなら、実家に住んで自分の好きなものを買いたい」
理由は様々でしょうが、金銭的な理由からあえて実家で生活している人もいるという現実にも頷けるくらい、実家で生活していると本当にお金がかからない生活を送ることができます。
家事をする機会が減って楽
一人暮らしでは、掃除・洗濯・料理などの家事の一通りを自分一人で行わなければなりません。
しかし実家にいると、(家庭の事情で変わるとは思いますが)ほとんどの場合は母親が家事を行ってくれます。
たまに家事の手伝いをしたりもするのですが、それもで基本的には母親がやってくれるので楽チンです。
- いつでも暖かいご飯が食べれる
- 食事をした後、使い終わった食器はキッチンに置いておくだけでOK
- 汚れ物は洗濯カゴに入れておくだけでOK
- お風呂・トイレはいつも綺麗な状態
自分で用意しなければ食べるものもない、洗濯をしなければ着るものもない、掃除しなければ部屋が汚れる一方・・・という、一人暮らし生活が嘘のように、家事が楽チンになります。
改めて、何の見返りもなく無償ですべての家事を行ってくれる母親に、感謝しなきゃなと思いました。


家には誰かしらがいるので、寂しくならない
実家にいると、家には誰かしらがいるので寂しくなることもありません。
私は一人暮らし歴が長すぎるので、むしろ一人の時間が大好きなので、「一人が寂しい」と感じることもほとんどないのですが、寂しがり屋の人にとったら、実家は寂しさを紛らわすための大切な場所となります。
急な病気など、万が一の時にはすぐに頼れる人がいる
急な病気な時は、頼れる人が身近にいることをとてもありがたく感じます。
一人暮らしの場合は、急な病気の時は本当に大変です。
熱があっても生活に必要なものは自分で買い物に行かなければなりません。
体がしんどくても食事を用意したり、着替えたり、病院に行ったり・・・
体調が悪いのに体を引きづりながら、自分の身の回りのことをこなさなければなりません。
さらには、しんどいから掃除をしないままにしておくとゴミが溜まってくるので、部屋もどんどん汚れてきて散々です。
一方、実家で急な病気になると、「寝ていれば良いだけ」なので、マジで楽チンです。
私も実家滞在中に、風邪で発熱して1週間くらい寝込んでいたのですが、寝ていても食事は出てくるし、部屋は綺麗な状態を保てているし、欲しいものがあれば買ってきてもらえるし(笑)と、とても快適な病人生活でした。(←快適な病人生活って、日本語が変ですねw)
体調が悪い時こそ、頼れる人が一緒に住んでいると、本当に助かりますよね。
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一人暮らしをして改めて感じた実家暮らしのデメリット
続いては、一人暮らしを経験したからそこ感じた実家暮らしのデメリットを挙げます。
- 常に監視の目があるので、時間的自由が効かない
- 共同生活になるので、家族だけど気を使って生活を送らなければならない
- 部屋を自分の好きなようにできない
- いい歳して実家にいると、近所の目が痛い
- 家族からのプレッシャーがすごい
常に監視の目があるので、時間的自由が効かない
帰宅時間をうるさく言われたり、お風呂に早く入れと言われたり、今日中に部屋を掃除しろと言われたり・・・
一人暮らし生活→実家暮らし生活になると、快適な部分もある反面、率直に「自由がない」「窮屈」と感じました。
元から実家暮らしの人は、それが当たり前なのでそうは感じにくいかもしれませんが、一人暮らしの自由さや快適さを一度知ってしまったら、「なんか実家で生活すると窮屈だなぁ〜」と感じてしまいます。
共同生活になるので、家族だけど気を使って生活を送らなければならない
夜トイレに行くときに音を立てないように忍足で歩いたり、お風呂などの共有の場所に自分の物を占領して置けなかったり、お菓子を自分で独り占めできなかったり(笑)・・・
家族とはいえ、共同生活となるので、気を遣いながら生活していかなければなりません。
一人暮らし時代は、自分の部屋は自分の空間なので、好き勝手していましたが、実家の場合はそうも行きません。
実家はやっぱり「窮屈」と感じると同時に、「本来はこれが当たり前だったんだなぁ〜」「いずれ結婚して家庭を持ったら、またそれが当たり前になるんだなぁ〜」と、共同生活をする上で忘れていたことを再認識させられました。
『周りに気を使わずに生活できる』そういった意味では、一人暮らしは本当に楽だったと、改めて実感しました。
(※騒音など、同じマンション内の人には気を使って生活しなければなりませんが。)
部屋を自分の好きなようにできない
実家生活は、一人暮らしほど部屋を自分の好きなようにはできません。
自分の趣味を満載にした部屋作りを楽しむことが難しいんですよ。
やっぱりどこかで「親の監視がある」という思いがあるので、ちょっと遠慮気味になってしまうのです。
高校生の頃、まだ実家に住んでいた私は、本当は部屋中にポスターを貼ったり、趣味の空間みたいなものを作りたかったけど、親にアレコレ言われるのが面倒くさくて不完全燃焼でした。
しかし、一人暮らしを始めるようになってから、自分の部屋をいじりたい放題になったので、部屋作りが本当に楽しくなりました。
部屋の中だけでなく、アパート内のキッチン、お風呂、トイレなどの家の空間丸ごと、自分の好きなようにプロデュースできたので、さらに部屋作りにハマりました。
いい歳して実家にいると、近所の目が痛い
いい歳して実家にいると、近所の目が痛いです。
特にご近所づきあいが濃い田舎なら尚更です。
短期間とはいえ、実家に住み着いていた私だったので、「出戻り?」「何かあったの?」と探りを入れられるんじゃないかとヒヤヒヤ。
噂が回るのも早いので、「emikiちゃんが実家に帰ったみたい」との情報も、一周回って私のところまで戻ってきました(苦笑)。
(私の地元はド田舎なので、広い範囲で顔と名前が一致するのです)
一度も実家から出ずに生活している人だと、それが当たり前なので噂にならないかもしれませんが、長年実家を離れて暮らしていた人が実家に戻ると、針のむしろ・・・
ご近所づきあいに関しては、実家の方が居心地が悪いです。
家族からのプレッシャーがすごい
「結婚はまだか」
「安定した仕事に就きなさい」
親と同居すると、逐一小言を言われるようになります。
地元とは離れた遠い場所で暮らしていると、顔を合わせて話す機会も減るので、そのような小言を言われる頻度もないのですが、毎日顔を合わせていると、いろんなことを言われますね(苦笑)。
家庭環境にもよると思いますが、それがとても居心地悪く感じてしまいます。
一度親元を離れて、長年自活して、社会人経験を積むと、親の言っていることに違和感を感じてしまうこともあるんですよ。
(子供の頃は、親の言うことは正論みたいに思い込んでいたのですが、社会人経験を積み重ねると、同じ大人として考え方に違いが生じてくるんですよね。)
今まで私を育ててくれた恩はあるものの、親とは適度な距離をとって生活した方が良いのではないかと、改めて感じた体験でした。
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一人暮らしをして改めて感じた実家暮らしのメリット・デメリットまとめ
私の場合、「実家暮らしサイコー!」と思えるのは、せいぜい最初の1・2週間程度でした。
あとは、親に気を遣いながら、迷惑をかけないように、ひっそりと生活を送っていました(苦笑)。
実家にいると金銭的にはかなり節約できる生活を送れるのですが、次第に「窮屈だなぁ〜やっぱり一人暮らしは快適だったなぁ〜」という思いの方が強くなりました。
実家暮らしのメリット・デメリットは、もちろん家庭環境によって大きく左右すると思うので一概には言えませんが、一意見として参考にしていただけたらと思います。

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