大学生の一人暮らしは、「一人暮らし初体験」の人がほとんどで、何を準備したらいいのか分からない人が多いはずです。
地元でしっかりと準備をして引越しをするのが正解かと思いきや、実は準備しすぎがかえって一人暮らしのスタートを大変にしてしまうことも…。
大学から社会人になった今でも一人暮らしを続けている筆者が、大学生の一人暮らしで必要な準備をご紹介します。

大学1年生〜現在も継続して一人暮らしを行なっており、経験と知識は多彩。
大学生の頃、仕送りなしでアルバイトをしつつ一人暮らしをしていた経験を活かし、そのノウハウを当記事でご紹介いただきます。
内容がサクッと分かる目次
大学生の一人暮らしに「必要なもの」と「準備」まとめ
さっそく、大学生の一人暮らしで「必要なもの」「準備するもの」を一気にご紹介していきます。
まずはどのようなものが必要なのかを知ることで、予算の見積もりを出しやすくなるので、無駄使いを減らすこともできますよ。
大学生の一人暮らしでは必見!必要なものをご紹介します。
冷蔵庫などの家電製品
一人暮らしとはいえ、ある程度の家電製品はかならず必要になります。
大型の家電になるので、引越し先で購入するのも1つの方法ですが、地方から都市部へ引越す場合は、地元で購入した方が安い場合もあります。
新生活キャンペーンで配送料が無料になっていることもあるので、キャンペーンはしっかりチェックしておきましょう。
大学生になって初めての一人暮らしに必要な主な家電を確認しておきましょう。
洗濯機
電子レンジ
炊飯器(※人によっては必要なし)
掃除機(※人によっては必要なし)
テレビ(※人によっては必要なし)
これらは必須アイテム!
一人暮らしをより便利で快適なものにするために必要なものですので、予算の中にしっかり入れておきましょう。
▼家電に関して、もっと詳しく知りたい方は以下の記事へ▼

家具類
テーブル、椅子、ラックなどの家具類の準備も行いましょう。
家具類に関しては、すぐになくても生活に支障はないので、引越し後にまとめて揃えても問題ありません。
(テーブルに関しては、できれば早くあった方が良いかも・・・)
また、部屋のサイズに合った家具を購入しないと失敗の原因になるので、焦って買わずに、きちんと部屋のサイズを測ってから購入する家具を検討するようにしましょう。
照明やカーテンなどの生活用品
意外と準備するのを忘れがちなんですが、ないと不便なものが「カーテン」や「照明」などの生活用品です。
特に女性の場合はカーテンがない状態で生活すると、予期せぬ犯罪に巻き込まれてしまう危険があるので、カーテンは必須アイテム。
おすすめのカーテンはなんといっても遮光カーテンです。
遮光カーテンとは、光を通しにくいカーテンで、部屋の電気を外に漏らしにくくなっている特徴があります。
光が漏れてしまうカーテンでですと、部屋にいる人のシルエットが見えてしまったり、プライバシーを守りにくくなるデメリットがあります。
お値段も通常のカーテンと比べて1,000円~1,500円程度高くなっていますが、夏の日差しよけにも使えておすすめです。
照明は、物件によっては設置されている場合もありますが、ほとんどの場合は自分で設置しなければなりません。
また、照明器具やカーテンなどは、引越し当日すぐに必要なものなのですが、きちんとサイズやスペックを確認してから購入するようにしましょう。
「たぶんこんな感じだった」と思って購入すると、筆者のように失敗してしまう危険があります(笑)。
ちなみに筆者は電球の口径を間違えて購入し、LED電球が全く使いものにならなかった経験がありました。
できれば内見の段階で各アイテムや部屋の大きさを測って準備しておくことがおすすめなんですが、遠方からの引越しの場合は、頻繁に内見に行くことは難しいと思うので、その場合は引越し当日〜翌日に、できるだけ早くカーテンや照明器具を現地で準備しておくようにしましょう。
テーブルやキッチン用品など食事に関するもの
意外と忘れがちなのが、日常生活に使うテーブルやキッチン用品。
小さなものが多いので、料理をしていたら「これがない!」と慌てることが続出します。
筆者もキッチン用品はまったく考えていなかったので、引越した先でとりあえず思い浮かぶ必要なものを購入しましたが、実際に料理をすると「あれもない!これもない!」と慌てる結果になりました(笑)。
大学で一人暮らしをすると決めたら、実家にいる間にキッチン用品をチェックして、リストアップしておくとよいでしょう。
ついでに家族から料理も教わることができたら、一人暮らしの際に節約できるポイントにもなりますので、一石二鳥ですよ。
スポンサーリンク
寝具類も忘れずに
そして最後に忘れてはならないのが「寝具類」。
寝具類は引越しの際の荷物になるとかなりかさばってしまうので、実家からの荷物として一緒に配送しない方がベターです。
しかし引越し当日から必ず使うものなので、できれば通販などで引越し日に受け取りができるように購入しておくことがおすすめです。
ベッドにするか布団にするのかは好みによりますが、おすすめは布団。
ベッドにするともし実家に戻るなどで引越しをする場合、大きな家具となって荷物(場合によっては廃棄)になってしまうことがほとんど。
実家にベッドがある場合は2つベッドがあっても邪魔になるだけですよね…。
ですので、一人暮らしの間は普段ベッド派の方でも布団で我慢しておく方がいいでしょう。
電気や水道の開通の準備も忘れないで!
生活用品がとりあえず揃うと、「これで安心!」と思ってしまいがち。
ですが、電気・ガス・水道などは自分で開通の連絡をしないと使えないままになってしまいます。
大学生の一人暮らしなど新生活が始まる新学期・新年度(3月・4月)は新しい物件の電気などを開通する人が増えるため、必ず事前に開通日を予約しておくようにしましょう。
続いては、電気やガスなどを使えるようにするまでの流れを説明します。
ガス・電気・水道はそれぞれの会社に連絡をしよう
実家にいると、電気や水道は不自由なく使えていて、自分で特に契約に関して触れる機会はほとんどありませんよね。
一人暮らしを始める最初のお仕事は、電気・ガス・水道を開通させること。
これは引越し日が決まったらすぐに開通日を決めて、それぞれの会社に予約をしておきましょう。
賃貸物件を借りる場合、賃貸会社から電気やガスはここに連絡してくださいという、開通にあたっての連絡先一覧を受け取ることになります。
万が一連絡先一覧がない場合は、賃貸会社から必ず受け取るようにしましょう。
引越し日ギリギリで開通の予約を入れようとしても、希望している時間に開通担当の方が来られなかったり、予約が引越し日にできなかったりと不便が乗じます。
引越し日が決まったら、まずは開通の予約を入れて、引越し日から不自由なく生活できるようにしましょう。
開通は基本的には鍵の受け渡し後
電気やガスなどは通っていないと、生活に大きな不便を感じてしまいます。
予約が殺到する新学期や新年度なら、入居の前に開通だけ…と思うかもしれませんが、原則NG!
基本的には鍵の受け渡しが完了してから部屋に入ることができるので、契約時に設定した「入居日」より前は、入ることができません。
なのでもちろん、電気やガスの開通も、鍵を受け取った後に予約するようにしましょう。
ですが、筆者がはじめて一人暮らしをした大学生のときは、大家さんが融通をきかせてくれて、「開通とカーテンのサイズを測るくらいなら入居日の前にしていいよ」とお話がありました。
ですので、地方からの引越しでなかなか足を運ぶことができないなど事情がある場合は、賃貸会社に相談してみる価値はありそうです。
大学生一人暮らしの引越し準備を楽にするコツは「地元」で購入するものを厳選しておく
引越しは細々とやることがあって、何から手をつけていいのか分からなくなってしまうこともあります。
考えているうちに面倒になって、引越しの前日や当日になって慌ててしまうことも少なくありません。
引越しの準備は「大変」と先入観で思ってしまいますが、実は引越しの準備を楽にするポイントがあります。
筆者の体験からお伝えできることを、余すところなく伝授します。
ポイントは「地元で購入するものを厳選しておく」ことと、「新居先で購入するものを事前に決めておくこと」です。
引越しが決まると、「必要なものをすべて買っておこう!」と思うかもしれませんね。
確かに事前に揃えておくことで安心感もあって、買い忘れがないのはメリットでしょう。
しかし、引越しの際の荷物が増えてしまって、「1回で運びきれない」「当初よりも荷物が増えてしまい配送代が高くついた!」となったら、本末転倒!
せっかく購入した意味がなくなってしまいます。
そのため、地元で購入するものは厳選しておくのがベスト。
寝具(引越し先で購入予定がない場合)
衣装ケース
これらは地元で購入してもよいでしょう。
なぜかというと、購入した店舗で引越し先に配送してくれるサービスがあるので、地元で購入しても引越し時に自分で持っていく荷物にはならないからです。
配送料がかかる場合とキャンペーンなどで無料の場合に分かれますが、引越し先で購入しても、車がないと配送してもらうことになるので、地元で安く購入して配送してもらう方が予算も抑えられておすすめですよ。
ただし、地元が田舎の場合は店舗ごとの「価格競争」がないため、そんなに安くは家具家電を購入することはできません。
田舎から都会に引越す場合であれば、「価格競争」の激しい都会で家具家電を購入した方が、安く手に入れることができます。
《衣装ケースを事前に準備しておくと良い理由》
衣装ケースは引越し先で購入した方がいいのでは?と思うかもしれませんが、実は地元で購入しておく方がメリットがあります。
これは筆者が引越しの際に何度もやっている秘策なのですが、衣装ケースに洋服を入れて運んでしまうのです。
こうすることで洋服と衣装ケースが1つにまとまってかさばりにくくなりますし、衣装ケースを移動させることで洋服もまとめて運ぶことができます。
引越しは物を運ぶだけで一苦労で、途中から適当に配置し始めて、最後には物を動かすスペースがなくてどうにもならなくなることも。
物のジャンル別にある程度分けておくことで、物の配置や移動が楽になっておすすめです。
スポンサーリンク
【引越し後にすぐやること】自宅近くの病院やスーパーなどを調べておこう
引越しした後は、新しい住まい環境に慣れることが優先になってしまうため、病院やスーパーを調べるのが後回しになってしまうことも多いです。
「病気なんてしないし、後で調べればいいや」と思っていると、引越しが落ち着いた頃に風邪をひいてしまうこともあるんですよ。
そこで大学生の一人暮らしの準備として、あらかじめ調べておくとよいことをお伝えします。
病院は家から近くをチェックしておこう
風邪をひくと、普段何気なく歩いている道も歩くのが大変になったり、病院を調べていないと病院を探すのもとても大変…。
あらかじめ病院を調べておくと、万が一体調が悪くなったときにすぐに病院に足を運ぶことができるでますね。
もし時間に余裕があれば、診察時間と休診日も調べておくとよいです。
第1候補の病院が休診日のときは第2候補の病院にいけるように、事前に準備しておくようにしましょう。
コンビニ・スーパーの位置も重要項目
家から近いコンビニ・スーパーがどこにあるのかを事前に調べておくのも大切です。
引越しをしてすぐに足を運びたいところの中に、コンビニ・スーパーが出てきます。
なぜなら、食材を買ったり何か不足したものがあった場合、コンビニ・スーパーに行くことで解決することが多いからです。(ドラッグストアなんかも良いです◎)
物件を借りる前に近くのスーパーなどは賃貸会社から説明があるケースがほとんどなので、もし説明がない場合はしっかり聞いておきましょう。
引越ししてから探すこともできますが、引越しは体力を使いますし、慣れない土地で精神的に疲れてしまうことがほとんどです。
事前に調べておいて、未来の自分を助けることができたら、よりスムーズに一人暮らしを始めることができますよ。

大学生の一人暮らしの準備はこれで完璧!
大学生の一人暮らしは、できることから事前に準備をしておくとメリットがたくさんあります。
初めての一人暮らしは、不安だし大変だとは思いますが、大学生の一人暮らしは勉強になることも多く楽しいことがたくさんあります!!
ぜひここでお伝えしたことを参考に、充実した一人暮らしをスタートさせてくださいね!
みなさんの楽しいキャンパスライフのための参考になれば幸いです。

大学1年生〜現在も継続して一人暮らしを行なっており、経験と知識は多彩。
大学生の頃、仕送りなしでアルバイトをしつつ一人暮らしをしていた経験を活かし、そのノウハウを当記事でご紹介いただきます。