こんにちは、emikiです。
初めての一人暮らし。
どのような手順で物件選びをスタートしたら良いのか、分からないことも多いですよね。
私自身、18歳で上京して、以降13年間一人暮らしを行なってきました。
そのうち、引っ越し経験は7回にも及び、引っ越しの段取りや手順にもある程度熟知しております。
そこで今回は、私の経験を活かしつつ、一人暮らしの物件選びをスタートする際の
- 物件選びの事前リサーチの方法
- 不動産会社の決め方
- 不動産会社への訪問
について、詳しく解説したいと思います。
「初めての物件選びで、何から手をつけて良いか分からない」という人は、ぜひ当記事を参考にしていただけたらと思います。
内容がサクッと分かる目次
一人暮らしの物件選び【まずは住みたいエリア・予算・条件を決めよう】
一人暮らし物件を決める際に、「まずは不動産会社に行かなければならない」と先走って考えている方も多いとは思いますが、不動産会社に行く前に自分自身で「決めておくこと」または「事前リサーチをしておくこと」が大切です。
- 住みたいエリア
- 予算
- 住みたい物件の条件
最低でも、以上の3点を自分の中で明確にしてから、物件選びをスタートするようにしてください。
①住みたいエリアを決める
一人暮らしの物件選びをスタートする際に、一番最初に決めておくことは「自分が住みたいエリアを決めておく」ことです。
- 東京都目黒区
- JR山手線の東側
- 田園都市線の東京寄り
- 吉祥寺駅付近
- 職場・学校から電車で10分圏内の場所
など、ざっくりとした条件で良いので決めておきましょう。
当たり前の話かもしれませんが、住みたいエリアを決めないことには、何から探して良いのか自体分かりませんよね。
不動産会社自体も、そのエリアに強い不動産会社を選んだ方が良いので、エリアを絞ってから不動産会社も決めるようにしましょう。
また、住みたいエリアが決まったらその周辺の「家賃相場」を必ずチェックしておきましょう。
その時便利なツールが、物件探し専用のアプリです。
エリア検索をするだけでたくさんの物件を一括で探すことができるので、自宅にいながら簡単に物件情報を調べることができます。
▽物件探し専用のアプリについてはこちらから▽

②予算を決める
住みたいエリアが大体決まったら、次は予算を組みましょう。
一人暮らし物件を決める際に考えるべき予算は2種類あります。
- 家 賃
- 初期費用
自分が負担できる金銭的予算をまずは明確にしてから、物件を選ぶようにしましょう。
①家賃
自分の収入に見合い、無理なく払い続けることができる家賃の物件に住むようにしましょう。
一般論として、収入に対して1/3の家賃の物件に住むことが理想とされていますが、私の実体験からは、1/4が理想だと考えます。
家賃以外にお金を使いたいのであれば、極力家賃を抑えた物件に住んだ方がベター。
私も実際に収入から1/4の家賃の物件に住んでいたのですが、浮いた分は貯金に回すことができました。
また、自分が住みたい希望エリアによっては「家賃が高すぎて払えない!」と言った事態も発生してしまいす。(←東京23区内だと特にね・・・)
その場合は、駅を2〜3駅ほどズラすなどして選択肢を広げることで、自分でも払える家賃の物件を探すことができます。
②初期費用
物件を借りる際は、初期費用がかかります。
必要な初期費用の内訳は、以下の通りです。
- 敷金・・・部屋を退去する際の原状回復・修繕費用を前払いで支払っておく(家賃の0〜2ヶ月分が相場)
- 礼金・・・部屋を貸してくれる大家さんへの謝礼のこと(家賃の0〜2ヶ月分が相場)
- 仲介手数料・・・仲介してくれた不動産会社へ支払う報酬(家賃の0〜1ヶ月分が相場)
- 前家賃・・・(家賃の1ヶ月分)
- 鍵交換代・・・前に住んでいた人と鍵が一緒だと防犯上の観点から良くないので交換する必要がある(約15,000円)
- 各種保険・・・家財保険など、保険の種類は不動産会社によって異なる(数万円が相場※保険内容による)
※敷金・礼金・仲介手数料に関しては、契約する物件によって金額が異なります。
賃貸物件を借りる際にかかる初期費用は、家賃の3〜6ヶ月分と言われています。
(→家賃7万円の物件に住む場合の初期費用は、21〜42万円です。)
クレジットカード分割払いに対応している不動産会社もあるのですが、カードの限度額もありますし、個人的にはしっかりと貯金を行なってから、現金一括払いがおすすめです。
③住みたい物件の条件を決める
住みたいエリアと予算を決めたら、最後に「住みたい物件の条件」を明確にしていきましょう。
例えば、「風呂・トイレは別がいい!」とか、「駅近物件がいい!」とか、「ペット可物件がいい!」とか、物件自体に対する条件のことです。
条件の決め方に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらの記事をご参照ください。

住みたい物件の条件を曖昧にしてしまうと、実際に物件選びを行う際にものすごく時間がかかるし、下手したら物件選びに失敗してしまうこともありるので、事前に考えておくべき必須事項。

なので、不動産屋に行って実際に住む物件を決める前から、自分が譲れない条件と妥協しても良い条件を明確に決めておくようにしましょう。
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一人暮らしの物件選び【インターネット・アプリなどから事前リサーチをする】

- 住みたいエリア
- 予算
- 住みたい物件の条件
以上を決めたら、いよいよ本格的に物件選びをスタートします。
この段階で、住みたいエリア周辺の不動産屋さんに飛び込んでも良いのですが、私はあまりおすすめしません。
なぜなら、必要以上に労力がかかるからです。
私も最初の段階から引っ越したい先の不動産会社に飛び込んだことがあったのですが、頻繁に通うハメになりなかなか面倒でした。
しかも現住所から引っ越し先まで電車で片道1時間の移動距離。
社会人として働いていたので、休日しかその不動産会社に訪問できず、貴重な休みを割いて通っていました。
内見で2回訪問(大家さんの都合で1日まとめて内見できなかったので)
契約を結びに1回訪問
と、合計5回も足を運びました。
仕方のないことなのかもしれませんが、正直「移動時間がもったいない!」「毎回の往復交通費がもったいない!」と感じてしまいました。
そこで、その経験を活かして、インターネットや物件探し専用のアプリで物件を探すことにしました。
すると、とてもスムーズ!
事前にインターネットや物件探し専用のアプリで、自分の希望通りの物件を探してから、その物件を管理している不動産会社に連絡をするわけですから、話が早いんです!!
メール連絡のみで、希望の物件についての詳細を聞くことができます。
話を聞いて内容が自分にそぐわない場合は、お断りをすれば良いだけなので、わざわざ不動産会社に足を運ぶ手間はありません。
(内見を行う場合は、不動産会社に行く必要はありますが・・・)
- メール連絡だけで探せるので、時間を問わない。働きながら物件探しができる
- 詳細をメール連絡だけで確認できるので、無駄足にならない
- 時間や交通費が浮く
特に最近注目しているのが、アプリを使った物件の探し方です。
アプリをダウンロードすると、物件を探せることはもちろん、担当者とアプリ内のチャットで会話をしながら自分にあった物件を探すことができます。
私のように極力不動産会社に出向く労力を減らしたい人に人気のサービスで、内見まで一切不動産会社に出向かなくても部屋探しができる点が、アプリで物件を探す強みです。
一人暮らしの物件を探すおすすめアプリは、以下の記事で紹介しているので、合わせてご確認ください。

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一人暮らしの物件選び【不動産会社に出向いて本格的に物件を探す】
私個人的には、物件探しにおける労力を極力避けたいのでインターネットやアプリで物件を選ぶ方がおすすめなんですが、不動産会社に出向いて物件を探したい人も多いでしょう。
インターネットやアプリで物件を探すメリットと、不動産会社に実際に出向いて物件を探すメリットを比較してご紹介します。
インターネットやアプリで物件を探すメリット
- メール(チャット)を使いながら物件探しができるので、仕事の合間にできる
- 何回も不動産会社に足を運ばなくても良いので、時間拘束が発生しない
- 何回も不動産会社に足を運ばなくても良いので、交通費が浮く
- 仕事やプライベートが忙しい人におすすめ
不動産会社に実際に出向いて物件を探すメリット
- 対面でやりとりが行われるので、レスポンス良く対応してくれる(例えば、都度発生する質問事項に対して、大家さんにすぐに連絡して確認してくれる)
- 家賃や条件面の交渉をしやすい
- メール(チャット)相談よりも、身の上話がしやすく、親身になって話を聞いてくれる
- 対面なので、分からないことをその場ですぐに質問することができる
- 対面で相談しながら物件を探したい人におすすめ
インターネットやアプリで物件を探すメリット、不動産会社に実際に出向いて物件を探すメリットをそれぞれ踏まえた上で、自分に合う方を選択してみてください。
もちろん両方ともを掛け合わせながら、物件を探すのも全然アリです!
不動産会社を訪問する際に注意すべき点
本格的に一人暮らしの物件探すをスタートする際、初めて不動産会社に行くときに注意すべき点がいくつかあるのでご紹介します。
身だしなみをきちんと整えていく
不動産会社に訪問する際は、身だしなみをきちんと整えていきましょう。
スーツを着用して行けとまでは言いませんが、清潔感があり派手ではない一般受けする格好がおすすめです。
「こちらがお客さんなのに、そこまでする必要がある?」と疑問に思うかもしれませんが、不動産会社は、大家さんと私たち借主を繋いでくれる役割を果たします。
後々トラブルになってしまう可能性を考えて、外見からして怪しい人に部屋を貸したくないし、大家さんに紹介したくはないですよね。
なので、必要最低限の身なりに気をつけて、不動産会社に出向くようにしましょう。
言葉遣いも丁寧に
身だしなみと合わせて、言葉遣いも丁寧に行なった方が良いです。
言葉遣いや態度からも人間性がにじみ出てしまいますからね。
例えば、言葉遣いが丁寧で人当たりの良いAさんと、言葉遣いが悪く横柄な態度のBさん。良物件に空きが出た場合、あなたが不動産会社の担当なら、どちらにその物件を紹介したくなりますか?
もちろん、業務上人を差別して物件を紹介することはないとは思いますが、担当者に好印象を持ってもらえれば「〇〇さんには、特別早くこちらの物件をご紹介します」と、言ってもらえるチャンスもなきにしもあらずなんです。
「この不動産会社雰囲気が悪い」と思ったら、選択肢から外す
不動産会社に訪問する場合、自分自身の身だしなみや言葉遣いを気をつけることももちろんですが、相手先の会社が「良い不動産会社」「悪い不動産会社」かも見極めるようにしましょう。
すすめ方が強引
何かにつけ早く契約を取ろうとする
特定の物件ばかりすすめてくる
こちらの条件を聞かず一方的にすすめてくる
など、違和感を感じる接客を受けるようであれば、早々にその不動産会社を選択肢から外すようにしましょう。
不動産会社はハシゴした方が良い?
一般的には不動産会社は、いくつかハシゴした方が良いと言われています。
その理由は単純で、不動産会社を回る分物件の選択肢が増えるからです。
しかし、不動産会社をハシゴしてしまうと、相当な時間と労力を使ってしまうので、覚悟をしておいてください。
私自身、同時に3軒程の不動産会社をハシゴしたことがあるのですが、結構時間を取られて大変でしたよ。
不動産会社ごとに、相談に行ったり、内見に行ったりしなければなりませんからね。
仕事の休みは、全部物件決めの時間に費やしてしまいました。
選択肢が増えることは確かに良いことなんですが、私の場合は正直、どの不動産会社が提案してくる物件も似たり寄ったりな印象を受け、さらにはすべて同じエリア内の不動産会社なので、出てくる物件が共通しているものも多く、結局は一番親身に接客してくれた不動産会社で契約することにしました。
(その他2社は、お断りさせていただいたのですが、なんだか内見まで行かせてもらって断るなんて申し訳なかった・・・苦笑)
それ以降、私はインターネットで自分で事前に物件を探してから不動産会社に出向くスタンスに変えたのですが、そっちの方が労力が減り楽でした。
急ぎで引っ越ししなければならないという状況でもなかったので、よっぽど外れ物件や外れ不動産会社でない限りは、1つの不動産会社ですべて決めるようにしていました。
一人暮らしの物件選び【事前リサーチから不動産会社訪問まで】まとめ
一人暮らしの物件選び【事前リサーチから不動産会社訪問まで】ご紹介しました。
まず最初に、以下の3つの事項に関してはきちんと自分の中で決めておきましょう。
- 住みたいエリア
- 予算
- 住みたい物件の条件
その後、不動産会社に赴き本格的に物件を決めていくのですが、個人的にはインターネットや専用のアプリを駆使して物件を決めていくこともおすすめです。
《インターネットや専用のアプリで物件を探すメリット》
メール(チャット)を使いながら物件探しができるので、仕事の合間にできる
何回も不動産会社に足を運ばなくても良いので、時間拘束が発生しない
何回も不動産会社に足を運ばなくても良いので、交通費が浮く
仕事やプライベートが忙しい人におすすめ
《実際に不動産会社に出向いて物件を探すメリット》
対 面でやりとりが行われるので、レスポンス良く対応してくれる(例えば、都度発生する質問事項に対して、大家さんにすぐに連絡して確認してくれる) 家賃や条件面の交渉をしやすい
メール(チャット)相談よりも、身の上話がしやすく、親身になって話を聞いてくれる
対面なので、分からないことをその場ですぐに質問することができる
対面で相談しながら物件を探したい人におすすめ
ご自身に合った方法で物件探しを行なってみてください。
▽労力を最小限に抑えて物件を探したい人におすすめの物件探しアプリはこちらから▽

▽内見に行く際の注意点をまとめた記事はこちらから▽
