こんにちは、一人暮らし経験13年のemikiです。
一人暮らしの物件を決める際には、目星を付けている部屋の「内見」に必ず出かけるはずです。
この「内見」は、物件選びの中でも最も大切な工程で、適当に済ませてしまってはいけません。
なぜなら、内見をしっかり行わなかったことで、実際に住み始めてから「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔してしまう事態も発生してしまうからです。
▽私の失敗談はこちらから▽

そこで今回は、物件選びに失敗しないためにも欠かせない、「内見」を行うコツをご紹介します。
内見に行き着くまでの、「物件選びの事前リサーチから不動産会社訪問まで」に関してはこちらの記事に詳しく書いています。

内容がサクッと分かる目次
内見に行く時の持ち物
一人暮らしの物件選び「内見」の際に必ず確認すべき点をご紹介する前に、内見に行く時に忘れてはならない持ち物をご紹介します。
- 携帯電話(電波状況の確認・写真を撮影するため)
- ポケットWi-Fi(電波状況の確認)
- 物件の間取り図
- 筆記用具
- メジャー(自分が持っている家具・家電が収まるか知るため)
特に第一希望・第二希望に値する物件の内見の際は、念入りに内見を行うために必須の道具です。
漏れがないよう内見を行うために忘れずに持参しましょう。
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一人暮らしの物件選び「内見」の際に必ず確認すべき15のこと
内見時の持ち物を確認したところで、早速本題に入ります。
一人暮らしの物件選び「内見」の際に必ず確認すべき点は、以下の15個です。
異臭がしないか
騒音はしないか
日当たりは良いか
携帯電話の電波を確認
コンロの有無(ガス・IH)
洗濯機置き場(屋外・屋内・大きさ)
収納スペースは必ず開けて確認
窓は必ず開けて確認
バルコニー部分の塀の高さを確認
共用スペースは綺麗に保たれているか
ゴミ置場は散乱していないか
夜の雰囲気も確認
最寄駅から実際に歩いてみる
周囲の住環境もチェック
ひとつずつ詳しく解説していきます。
部屋に入った瞬間の第一印象は嫌な感じがしないか?
初めて部屋に立ち入った瞬間、嫌な感じはしなかったか感じ取ることも、意外にも重要事項です。
私自身7回ほど引っ越し経験があり、そのたびに数々の部屋へ内見に行きました。
第6感じゃないですけど、「なぜだか分からないけど、この部屋の雰囲気が嫌い」「この部屋にいると落ち着く」など、何かしら感じることが良くありました。
「この部屋にいると落ち着く」「この部屋好き」と言ったポジティブな印象を感じる部屋かどうかを、まずはチェックしましょう。
異臭がしないか
特に築年数が古い物件の場合、水まわりや排水溝のパイプ周辺からカビのような異臭がすることもあります。
私も一度、排水溝のすえた臭いが立ち込める物件に内見に行ったことがあるのですが、部屋に入った瞬間「この部屋はナイわ」と思い、即選択肢の対象から外れました。
といいつつ、実際にその物件に住んでいる方々もいらっしゃるので、気にならない人にか気にならなかった臭いなのかもしれませんが(一緒に内見に行った友人も気にならないと言っていたし)、特に臭いに敏感な人は、しっかり嗅覚を働かせつつ内見を行うようにしてください。
騒音はしないか
内見はほとんどの場合、昼間に行われるので近隣住民も不在の場合が多いとは思いますが、騒音がしないかしっかりチェックしておきましょう。
木造建て鉄骨建ての場合は、隣との壁が薄い場合があるので、実際に壁をコツコツと叩いてみて、響き方を確認してみましょう。
そのほかにも、(日中は難しいかもしれませんが)自宅のドアを閉める音や階段・廊下を歩く音が室内に響いてこないか、可能であれば確認しておきましょう。
日当たりは良いか
日当たりの良し悪しも、実際にはどうか必ずチェックしておいてください。
日当たりに関しては、暮らしていく上でかなり重要です。
日当たりが悪いと、湿気で室内がジメジメしてカビが発生してしまい環境的にも衛生的にも良くないし、何より精神的にもなんだかどよ〜んとしてしまいます。
一般的には南向きの部屋が日当たりが良いとされていますが、周囲に日当たりを遮るような建物があると、日当たりがそこまで良くないこともあります。
なので、実際のところきちんと日当たりが良いのかどうかも確認するようにしましょう。
携帯電話・Wi-Fiの電波を確認
建物外は電波があっても、室内に入ると電波が悪い(または圏外)といった物件もあるので、きちんと携帯電話やWi-Fiの電波状況を確認しておきましょう。
携帯電話は必ず持参するかもしれませんが、ポケットWi-Fiを引っ越し後も継続して使いたいのであれば、忘れずに持参するようにしてください。
 
コンロの有無(ガス・IH)
ガスコンロの有無は、事前の間取り図等で確認できるかもしれませんが、実際にはどうかもきちんと確認してください。
電気コンロか、IHコンロか、ガスコンロか(コンロの種類によって準備する鍋の種類も変わる)
1口コンロか2口コンロか3口かコンロ
洗濯機置き場(屋外・屋内・大きさ)
洗濯置き場の場所は、屋外か室内かも確認しておきましょう。
室内の場合、自分が持っている洗濯機のサイズが置き場にハマるか(ドラム式洗濯機の場合は、サイズが大きいのでハマらない場合もある)
収納スペースは必ず開けて確認
物件の収納スペースは、高さや奥行きなど、どれだけの荷物を中に詰め込めるかを確認するために、必ず開けて中を確認しましょう。
窓は必ず開けて確認
設置されている窓は、必ず開けてから外を確認してみてください。
窓を開けると隣との距離が近かったり、すぐ目の前が道路だったりと窓を閉めたままだと見えないデメリットも潜んでいるからです。
また、窓を開けた状態で、外からの騒音の響き方も忘れずにチェックし、窓が2つ以上ある場合は、風通し具合も確認しておくと良いでしょう。
バルコニー部分の塀の高さを確認
バルコニーがある場合は、塀の高さも確認してみてください。
特に女性の場合は、塀が高いとブラインドの役割を果たしてくれるので、防犯上の観点からも重要になってきます。
また実際に外に出てみて、バルコニー越しに自分の部屋がどれくらい見えるのかも確認しておくと良いです。
共用スペースは綺麗に保たれているか
マンションの共用部分(外観・エントランス・廊下など)は、綺麗に保たれているかをチェックしておくことも大切です。
ゴミが散乱している、落書きがある、住人の私物が散乱しているなどといった状態だと、共有スペースの管理が行き届いていない、または住人のモラルの低さが疑われます。
マンション・アパートなどの集合住宅の場合は特に、ご近所さんとの距離が近いので、近隣の方に迷惑をかけないように生活を送っていかなければなりません。
その辺の管理ができていないということは、自分自身が迷惑を被ってしまう可能性も考えられるため、住んだ後に後悔しないためにも、要確認項目です。
ゴミ置場は散乱していないか
その物件に設置されている「ゴミ置場」が散乱していないかもチェックしておきましょう。
先ほども申した通り、共用スペース部分が綺麗に保たれていない物件は、きちんと管理されていない・またはモラルの低い住人が住んでいる可能性が考えられます。
このような物件に住んでしまうと、自分が迷惑を被ってしまう可能性も考えられるので、極力避けたほうが良いでしょう。
夜の雰囲気も確認
内見は基本的には昼間に行われるのですが、希望があれば夜間の内見もできます。
私も夜間に内見にいったことはありますが、やはり昼間とは雰囲気がガラッと変わるので、暗くなってからの内見も行ってみた方が良いです。
昼間はあれだけ静かだった閑静な住宅街も、夜になるとガラの悪い人たちの溜まり場だったなんてこともあるので、昼と夜の両方とも内見を行なっておくことが理想です。
あと、夜はマンションの住人が帰宅するので、騒音の響き方なども改めて確認できますしね。
最寄駅から実際に歩いてみる
不動産会社からもらえる物件チラシには、最寄駅からの徒歩時間が記載されていますが、歩く人によって時間も変わってくるので、自分が歩いた場合どれくらいの時間がかかるのか計測しておくと良いです。
歩くついでに周辺の住環境も確認できるので、おすすめです。
周囲の住環境もチェック
物件探しは、自分が住む部屋に集中しがちですが、周囲の住環境もとても大事です。
特に女性の場合は、治安が良い住環境に住むことは必須。
最寄コンビニ、病院・交番の位置、スーパーの位置、駅前の雰囲気など周辺の住環境も合わせてチェックしておきましょう。
実際に歩いて散策してみるのも良いのですが、最近ではGoogleストリートビューという便利なツールがあるので、自宅でも周辺の住環境をチェックできます。
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内見はできればたくさん行こう!
内見を行う場合、色んな物件を見て回った方が良いです。
たくさん内見をした方が、お互いの物件同士のスペックを比較しやすいので、自分が本当に住みたい物件も明確になってきます。
私も、多い時は5〜6件、平均して3〜4件は、回るようにしていました。
特に、「不動産会社を使った引っ越し自体が初めて」「初めて一人暮らしをする」といった人ほど基準もつかみにくいと思うので、できればたくさんの物件を見て回るようにしましょう。
住んで後悔しないために!一人暮らし物件選び「内見」のコツまとめ
一人暮らしの物件選び「内見」の際に、チェックすべきコツをご紹介しました。
最後にもう一度、チェック項目をまとめます。
異臭がしないか
騒音はしないか
日当たりは良いか
携帯電話の電波を確認
コンロの有無(ガス・IH)
洗濯機置き場(屋外・屋内・大きさ)
収納スペースは必ず開けて確認
窓は必ず開けて確認
バルコニー部分の塀の高さを確認
共用スペースは綺麗に保たれているか
ゴミ置場は散乱していないか
夜の雰囲気も確認
最寄駅から実際に歩いてみる
周囲の住環境もチェック
住んでから後悔しないためにも、内見はかなり大事なポイントです。
必ず漏れがないように、念入りに内見を行うようにしてください。
内見に行き着くまでの、「物件選びの事前リサーチから不動産会社訪問まで」に関してはこちらの記事に詳しく書いています。
