こんにちは、emikiです。
地震はいつ起きるか予測ができない災害のひとつです。
一人暮らしの場合は、災害時には頼れる家族が身近にいないので、とても不安になります。
実は私も、東日本大震災を東京で経験したのですが、今まで感じたことのない揺れと、街中の混乱具合にかなりの不安を抱きました。
しかも当時の私は、防災グッズなど持っておらず、「もしもの時の備え」が出来ていませんでした。
そこで今回は、一人暮らしの人に向けで今からできる防災グッズの準備を詳しく紹介します。
内容がサクッと分かる目次
今からやろう!防災のための行動
今回は、こちらの本を参考にさせていただきました。
数年前、東京都民に無料配布された「東京防災」という本です。
内容がとても濃くてタメになったので、参考にしながら解説していきたいと思います。
もちろん東京以外の方が読んでも非常にタメになります。
安価で販売もされているので、災害ハンドブックとしても是非おすすめします。
今回は、「東京防災」の本元に、以下の内容についてご紹介します。
非常用持ち出し袋を用意しよう
大切なものをまとめておこう
家具類の転倒防止をしよう
避難先を確認しよう
家族と話し合いをしておこう
日常備蓄をしておこう
大きな地震が起これば、電気・水道・ガスなどのライフラインがストップしたり、救援物資の停滞が予想されます。
自宅の倒壊を免れた場合、震災後も自宅にとどまって当面の生活を送ることも予想されるので、自宅で生活していく上で必要なものを備蓄しておくことが大切です。
- 非常食(最低でも3日分の蓄えがあると良いがもちろん多めにストックがあるに越したことはない)
- 水(飲料水・調理用など)
- 簡易トイレ
- 充電式のラジオ
- 懐中電灯
- 乾電池
- ビニール袋
- ゴミ袋、大型ビニール袋
- 食品包装用のラップ
- 常備薬
- ティッシュペーパー
- 生理用品、おむつ
- 使い捨てカイロ
- ライター
- 携帯電話の予備バッテリー、充電器
以上のものは普段から買い揃えておきましょう。
賞味期限が長い保存用の水や、非常食セットも販売されているので、もしもの時のために備えておくと、とても安心です。
もちろん私も保存用水と非常食3日分は押し入れにストックされています。
非常用持ち出し袋を用意しよう
自宅が被害にあってしまったり、自宅にいるのが不安な人は、避難場所に避難するという行動をとるでしょう。
そんな時のために、必要最低限のものをコンパクトに納めた「非常用持ち出し袋」を用意しましょう。
「非常用持ち出し袋」は、玄関先や寝室、車の中など、すぐに持ち出せるような場所に置いておくようにしましょう。
- 食品(あまり詰め込みすぎてしまうと、荷物が重くなってしまうので最低限の量でも良い)
- 水(あまり詰め込みすぎてしまうと、荷物が重くなってしまうので最低限の量でも良い)
- ヘルメット
- 軍手
- 充電式のラジオ
- 懐中電灯
- 乾電池
- ビニール袋
- タオル
- ナイフ
- 常備薬・救急箱
- ティッシュペーパー
- 生理用品、おむつ
- 使い捨てカイロ
- ライター
- 携帯電話の予備バッテリー、充電器
- 衣類・下着の替え
- 現金
- 貯金通帳
- 印鑑
ひとつひとつ買い揃えるのが面倒くさいという人は、非常用持ち出し袋のセットを購入しておくと便利です。
カップラーメン、缶詰、レトルト食品、お菓子、清涼飲料水なども、万が一の時は、立派な非常食となります。
普段からストックを購入しておいても良いかもしれませんね。
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大切なものをまとめておこう
いざという時にすぐに持ち出せるように大切なものは、一箇所にまとめておきましょう。
紙製の証書や証明書、印鑑などはファスナー付きビニールケースに入れておくと防水にもなります。
- 免許証
- 年金手帳
- 貯金通帳
- 健康保険証
- 印鑑
- お薬手帳
- 株券
家具類の転倒防止をしよう
強い揺れにも耐えれるように、家具は転倒防止の対処をしましょう。
しかし、一人暮らしの賃貸物件の場合、壁に穴を開けれなかったりするので、壁に穴を開けなくても良い転倒防止グッズを用意しましょう。
- 家具はL型金具で固定、または突っ張り棒で固定
- キャスター付き家具はロック
- テーブル・椅子のあしは滑り止めマットを敷く
- ガラス飛散防止フィルムを貼る
- テレビ・電子レンジなどの家電も落ちてこないように固定
- 高い場所に荷物を収納しないようにする
避難先を確認しよう
自分の住まい、職場付近、よく遊びに行く場所、など身近でよく利用する場所の避難場所の確認や、危険地帯の確認をしておきましょう。
コンビニの場所、自動販売機の場所、避難場所となるかもしれない開けた場所、公園、学校、公民館の場所も把握しておきましょう。
各自治体が出してある、ハザードマップを確認しておくこともお忘れなく。
(ハザードマップとは、被害想定地域や避難場所、避難経路などを示した地図のことです。)
家族と話し合いをしておこう
日頃から、万が一の時はどうゆう行動を取るか、家族で話し合っておきましょう。
一人暮らしで、遠方に家族が住んでいる場合も、災害時は自分はどこの避難場所に避難する予定かなども伝えておくと良いでしょう。
また、災害直後は電話が繋がらなくなるため、どういった方法で連絡を取り合うかも事前に決めておきましょう。
- メール
- 公衆電話
- LINE
- 災害伝言ダイヤル
- 災害用伝言板
- ツイッター
- スマホアプリ
一人暮らし同士、近所の友達と一緒に行動しよう
私が東日本大震災の時、一人暮らしがあまりにも不安だったため、3日間くらい同じ一人暮らし友達と一緒に生活をしていました。
被災直後、電車が止まって帰宅困難者になった私を、心優しい職場の方が泊めてくれたりもしました。
(とてもじゃないけど歩いて帰れる距離ではない場所へ通勤していたので・・・)
家族が身近にいない人にとったら頼れるのは、友達、職場の人、彼氏・彼女です。
こういった緊急時には、非常に心強い存在にもなるので、普段からの人間づきあいも非常に大切ということも忘れないでください。
女性が持っていると安心な非常用グッズ
最後に、女性が持っていると重宝する非常用グッズを紹介します。
余裕があるようであれば、一緒に荷物に積み込みましょう。
- 生理用品
- 基礎化粧品(旅行用など小型のもの)
- マスク
- ヘアゴム
- ウエットティッシュ
- ストール
- 携帯用トイレ
中でも「生理用品」の準備だけは必ず行っておいた方が良いでしょう。
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一人暮らしこそ普段からの備えが大事!
災害は、いつ起こるか誰にも予測がつきません。
一人暮らしで「不安」という方は、特に、普段からもの備えが非常に大事です。
一度購入してしまえば、5年・10年と使えるものもあるので、「安心を買う」という意味では決して高い買い物ではありません。
非常用グッズを使う日が来ないに越したことはないのですが、普段からの備えも非常に大事ということです。
「面倒くさいから」という理由で準備を怠っていた人は、当記事をきっかけにしていただき準備をしてみませんか?
非常用グッズを持っているだけでも安心感が全然違うし、何より緊急時に後悔しないためにも、災害対策は必ずしておきましょう。
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